ジョセフ・ピラティスから直接学んだ弟子・エルダーのご紹介

ピラティス氏から直接学んでいたエルダー/第一世代ティチャーをご紹介します。

カローラ・トリエ　Carola Trier（1913-2000）

ドイツ、フランクフルト生まれのモダンダンサー。コントーションのパフォーマーだったが、膝を痛めてジョセフのもとへ通う。ジョセフに認められ、ニューヨークに自身のスタジオを開設。何人かのエルダーもここで働いていた。彼女のテクニックはDeborah LessonとJillian Hesselに引き継がれている

イヴ・ジェントリー　Eve Gentry（1909-1994）

Hanya Holm Companyで活躍したモダンダンサー、振付師。ジョセフが亡くなるまで、２４年間ともに働きながら学ぶ。ジョセフ死後、１９６８年にサンタフェに移りスタジオを開設。プレピラティス（ジェントリーワーク）を導入しピラティス界に広めた。１９９１年にThe Institute Of Pilates Methodを創設。彼女のスタジオと技術はMichele Larssonが引き継いでいる。

ブルース・キング　Bruth King（1925-1993）

The merce Cunningham Dance Companyのメンバーの１人。ダンサーとしてだけでなくミュージカルなどの振付師としても活躍した。１９５５年からジョセフとクラーラから学び始める。後にニューヨークにスタジオを開設。

ロマーナ・クリザノウスカ　Romana Kryzanowska（1923-2013）

School of American Balletでジョージ・バランシンより教えを受ける。１９歳の時に足首を痛めてジョセフのセッションを受ける。結婚後に１５年間ペルーに移住するが、１９５９年にニューヨークに戻りジョセフのスタジオへ。１９７７年にクラーラよりジョセフのスタジオを引き継ぐ。

ロン・フレッチャー　Ron Fletcher（1921-2011）

マーサ・グラハムの元でダンサー、振付師として活躍。ジョセフとクラーラから学び、特にクラーラの影響を強く受ける。１９７２年にビバリーヒルズにスタジオを開設。呼吸法の発展やタオルワークなど、独自のメソッドを作りピラティスの発展に多大な貢献をした。

キャシーグラント　Kathy Grant（1921-2010）

ダンサーとしてツアーで世界中を周り、ブロードウェイやテレビなどでも幅広く活躍。またZanzibar Clubでコーラスガールとして働いていた。カローラのスタジオで働いた後、ジョセフに頼まれてHenri Bendelのスタジオを引き継ぐ。１９８８年からはNY大学、The Tisch School of the Artsにスタジオを移す。ロリータとともにジョセフから資格認定を受ける。その教え方は厳しいことで有名。

ロリータ・サン・ミゲル　Lolita Sun Miguel（1934-　）

Metropolitan Balletなどでダンサーとして活躍。カローラからピラティスを学び、後にジョセフとクラーラからも学び始める。ジョセフから正式な認定を受けた２人の内の１人。後にプエルトリコに移住し、活躍の場を移した。現在もジョセフのメソッドを伝えるべく世界中を回っている。

メアリー・ボーエン　Mary Bowen（1930-　）

元コメディアン、女優。１９５９年、２９歳の時にジョセフから学び始める。同時にユング派の心理学者としても学び始め、心理学とピラティスを組み合わせたアプローチを行う。ジョセフの死後、クラーラ、ボブ・シード、ロマーナ、キャシー・グラント、ブルース・キングからも学び続けた。現在もPMA等で活躍し続ける。

以上Pilates Plusから引用

ピラティス氏の著書

コントロロジー―ピラティス・メソッドの原点

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