2017年3月16日発売の週刊文春3月23日号にて皇后陛下・美智子さまの健康法としてピラティスが取り上げられました。
記事によると、長年苦しまれてきた首や肩の痛みである頚椎症性神経根症や腰椎の変形性変化によって、数年前には下肢の筋力低下がみられたそうです。首や腰に負担をかけず、運動をする→ピラティスを週に2回、川名昌代インストラクターの指導の元、行われているみたいです。
秘密のピラティス
年齢に関わらず、身体を研ぎ澄ませることで、自分自身と真摯に向き合える。ピラティスは他人と競い合うものではありません。自分の最高点をあらかじめ決めず、少しづつ心身を高めることが出来るのです。
正しい呼吸法で新鮮な空気を取り込めば、毛細血管まで酸素が行き渡って免疫力が高まります。また身体を動かすときの正確性や左右のバランス、流れるようなスムーズ差などを意識して、全身の筋肉を柔らかく使えるようになると身体の可動域が広がります。
その結果、体幹が安定して常日頃の立ち居振る舞いが美しくなります。
※週刊文春より引用
ピラティスとは
ピラティスとはドイツ生まれのジョセフ・ピラティス氏が真の幸福と健康を手に入れるために唱えた合理的で情熱的な健康法である。
A method of exercise and physical movement designed to stretch, strengthen, and balance the body.
訳)身体のストレッチ、筋力強化、そしてバランス強化のためにデザインされたエクササイズと身体の動作法である。(ピラティスメソッドアライアンスHPより引用)
コントロロジーの原則
ピラティス氏は1920年に執筆した著書、Return to Life Through Controligy(コントロロジーを通じてみる生命の回帰)の中で、コントロロジーとは、忍耐を持って持続させることで、エクササイズから生まれる有益な効果を自分のものにすることが出来るものであると述べています。また彼は、自ら正しい知識をしっかり理解しておかなければならないとも述べています。
コントロロジーは身体と心のバランスを完全に保つことが出来ます。
カラダ、頭、精神の調和を目指し、コントロロジーを通じて、まず自分のカラダを完全にコントロールすることを覚えます。 ヒトのカラダの動きを細かく追及していくメソッドですので、脳も活性化されていきます。
コントロロジーは普段眠っている何千という筋肉細胞を目覚めさせることにより、普段眠っている脳細胞も目覚めさせることが出来るので、脳の新しい領域を活性化させ、頭の機能を刺激し、さらに高めることができるとピラティス氏は述べています。
お勧めのピラティススタジオ
東京・大阪・札幌にスタジオを構えるピラティススタジオB&Bは国内最大級のパーソナル専門スタジオです。各スタジオにピラティス専門のマシンを揃え、高齢者の方や体が不自由な方もトレーニングしやすい環境を作っております。
ピラティス書籍
- 作者: ジョセフ・ヒューベルトゥスピラティス,Joseph Hubertus Pilates,川名昌代
- 出版社/メーカー: 万来舎
- 発売日: 2010/01/01
- メディア: 大型本
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Return to Life Through Contrology ?リターン・トゥー・ライフ・スルー・コントロロジー? ―ピラティスで、本来のあなたを取り戻す!
- 作者: ジョセフ・H・ピラティス,武田淳也,日本ピラティス研究会
- 出版社/メーカー: 現代書林
- 発売日: 2010/12/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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