The Effect of Clinical Pilates on Functional Movement in Recreational Runners.
ランニングをしていて、身体の各箇所への痛みを感じたことはありますか?それは、生体力学的アンバランスと身体の使い方が悪くなっているためと考えられます。
今回クリニカルリフォーマーでのピラティス6週間のコースが機能的な運動を改善し、潜在的に、運動機能障害を伴うランニング関連の怪我の危険性を減らすかどうかを調査しました。
評価方法と対象
40名のランナーに対して、ムーブメントファンクショナルスクリーン(FMS)を実施。
ファンクショナルムーブメントスクリーンとは?
40名はピラティスリフォーマーを指導出来るインストラクターにより、6週間のコースを受講。
FMSは、ピラティス実施6週間前、ピラティス実施1週間前、ピラティス介入1週間後の3回、評価として行われた。
結果
重複測定分散分析法とPost-hoc test では、ピラティス実施6週間前と介入1週間後で、スコアの増加が見られた。
実施6週間前〜実施1週間前(mean±SD; 13.4±2.4 vs. 17.0±1.7, p<0.01)
実施6週間前〜介入1週間後(mean±SD; 13.5±2.5 vs. 17.0±1.7, p<0.01)
6週間のピラティスリフォーマーコースにおいてランナーの機能的な動作が大幅に向上された。またランニング関連の怪我の危険性の縮小に至るかもしれない。
まとめ
一般的に手軽に始められる運動としてランニングをされる方も多いと思います。しかし、急に走り出すと膝や足首を痛めたりとせっかく健康のために始めたのに、残念な結果になってしまう方も多くいます。
怪我をしないために、ランニングを始める前に、ピラティスを始めることで、身体の機能が高まり、怪我なく、ランニングライフを楽しめます。
今現在ランナーとして活動をされている方も同じことが言えます。
まず自分の身体を見直して、痛みなくランニングを楽しみましょう。
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