The influence of Pilates exercises on body balance in the standing position of hearing impaired people
私のクライアントに聴覚障害の方は未だにおりませんが、アメリカにおいてとても興味深い研究が発表されましたので、シェアさせてください。
聴力障害の方々は、体姿勢維持に影響を及ぼすかもしれません。
研究の狙いは、聴覚障害をもつ方で体姿勢維持に関してモディフィケーション(レベルを落とすという意味)されたピラティスプログラムの効果を評価することでした。
方法
聴覚障害を持った80人の学生(13-24歳)は、2つのグループにランダムに割り当てられました。
ピラティスの運動に基づくオリジナルプログラムを実施したテストグループ(n = 41)と標準的な運動クラスに参加した対照群(n = 39)
安定性を計るテストは、6週間のトレーニングプログラム後に行われました。
結果
両方のグループとも、立った姿勢において支持基底面と姿勢を整えるスピードの偏りの少なさが明らかであり、身体のバランスが改善されたことを示しました。
モディフィケーションピラティスプログラムは、標準的な運動クラスより、リラックスした姿勢で、脚で体のバランス支配を改善することにかなり効果的でした。
モディフィケーションピラティスプログラムのより大きな効果は、バランス支配パラメータ(姿勢の制御機能、支持基底面と反応)の重要な改善で表されました。
結論
モディフィケーションピラティスプログラムは、標準的な運動クラスより、聴覚障害をもつ方々の体バランス支配を改善することに効果的でした。
聴覚障害をもつ学生の身体活動へピラティスは推奨されるかもしれませんが、更なる研究は必須です。
リハビリテーションにおいて、このようなモーターコントロールを学んで、能力を向上させるかもしれないエクササイズは、より注意は払われなければなりません。
ですが、聴覚障害をもつ方々へのピラティスは体バランス支配を改善することにかなり効果的でした。
というエビデンスが出ました。
私たちピラティスインストラクターはよりクライアントのQOLやパフォーマンスを上げるためには全力を尽くします。障害がある方や怪我で悩んでいる方へサポート出来るのであれば、積極的にしたいと思っています。もし身体をもっとよくしたいとお想いの方がいらっしゃれば、ご連絡いただければ幸いです。
国内のおすすめピラティススタジオ
おすすめのピラティス本

Return to Life Through Contrology ?リターン・トゥー・ライフ・スルー・コントロロジー? ―ピラティスで、本来のあなたを取り戻す!
- 作者: ジョセフ・H・ピラティス,武田淳也,日本ピラティス研究会
- 出版社/メーカー: 現代書林
- 発売日: 2010/12/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- クリック: 6回
- この商品を含むブログを見る
ピラティスのインストラクターになりたい人は
参考文献