こんにちは!
株式会社SPARXの杉直樹@osugi33です。
今回はなぜ私がパーソナルトレーナーという仕事を始めて、なぜ続けているのかをお話ししたいと思います。
フィットネスクラブの社員時代
京都と滋賀にある某スポーツクラブでハタチで就職した私はその当時からパーソナルトレーナーとして活動をしたいと上司に懇願していました。
なぜなりたかったのか、、、
それは漠然とテレビでスポーツ選手のトレーニング指導しているトレーナーさんを見て「かっこいいな〜」、自分もそんな仕事をしたいなと素直に思ったからです。
ただすぐそんなトレーナーになれるはずもなく、ジムでの一般のお客様へトレーニング指導以外にも、子供へのスイミング指導・受付業務・スタジオでの集団レッスン・スカッシュ指導などなどフィットネスクラブの社員は行う業務が多く、トレーナーとして現場に立つのは、二の次になっていました。
ちなみにこんな仮装をして、スタジオレッスンをしていたこともあります。今では懐かしい思い出です(笑)
トレーナーとしての学び
私自身、大阪社会体育専門学校のアスレティックトレーナー科に通っていたので、トレーニング指導やリハビリテーション・テーピングやストレッチ等、トレーナーとしての技術は一通り学びました。
就職してからは、社内研修で有名トレーナーから学びを得たり、パーソナルトレーナーになるためにまず取得しておいた方が良いと言われるNSCA(全米ストレングス&コンディショニング協会)認定パーソナルトレーナーの資格を取りました。
ちなみに一度目の試験は何も勉強せずに臨んで落ちてしまいましたが、、、
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とあるお客様との出逢い
フィットネスクラブには、様々な目的を持って運動をしに来られます。ダイエット、アンチエイジング、筋肉をつけたい、健康維持、友達を作るなど。ジムはその目的を遂げるための環境です。
目的を達成できる方もいれば、達成出来ない方もおられます。
お客様の1人で、運動を通じて脚の筋力をつけたい!という目的でジムに入会され、トレーニングをされておられる方がいました。
始めはアルバイトの子が体験やマシン指導にあたるわけですが、何ヶ月か過ぎた時、そのお客様と私が話す機会がありました。「最近膝の調子がよくなくて、どんなトレーニングが良いのでしょう!?」と。膝の調子ですか?と私が聞き直すと、「変形性膝関節症と医師に診断され、治すには手術しかないよと言われ、、、でも手術がイヤなので自分で運動して治したいんです」というものでした。
私が見させてもらった時点では、変形も進行していて、歩行はびっこを引いている状態でした。
私は悩みました。お客様は手術を拒否されている。でもどんな運動が膝に良いのだろうか、正直分かりませんでした。でもお客様に喜んでもらいたいと当時の知識を振り絞ってお応えしたと思います。でも膝はよくならず、何ヶ月かした後にそのお客様はジムを退会されました。不甲斐ない自分に当時はだいぶ落ち込みましたが、お客様の悩みにお応えできる自分になりたい!もっと知識を付けないといけないと思い、再度専門学校へ行くと決断しました。
PHIピラティスとの出逢い
PHIピラティスと出会ったもの前の職場で、当時A-yoga(現アテインヨガ)が流行っていて、じゃあピラティスもと言う事で、プログラム化され導入されました。
ピラティスがどんなエクササイズなのか知らなかった私は、興味津々で。それもトレーナーの勉強をさせて貰っていた桑原匠司氏がアメリカからプログラムを持ってきたとなるとお金はかかりましたが、取るしかない!とすぐに資格を取りました。
取った時は、同じ養成コースに理学療法士さん、柔道整復師さん、鍼灸師さん、オリックスのトレーナーさんなど蒼々たるメンバーの中、情報量の多さに頭はパンクし、こんなの伝えられるの!?と思っていましたが、再受講を繰り返し、学び続ける中、素晴らしいメソッドだと自分の中で腹落ちし、今では胸を張ってオススメ出来るようになりました。
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パーソナルトレーニング
フィットネスクラブ、整骨院と身体に携わってきて、私自身、お客様が求めているものに対して最善を尽くせる仕事をしたいということ。そのためにやはりパーソナルトレーニングというサービスは、お客様のニーズに対してお応え出来るので、やりたいことです。自分のしたいことを職に出来ているだけで幸せなのですが、たくさんのお客様がご来店頂いていて継続させてもらえていることには周りの方々に本当に感謝しかありません。
この記事を書いているのは33歳のときなので、独立して丸9年になりました。独立して良かったかと言われると間違いなく良かったと言えます。
私の事業への想い
私の事業への想いは、痛みのない身体を作ること、痛みで苦しんでいる方をこの世から1人でも救うことです。
慢性的な疾患(肩こり・首痛・腰痛・膝痛)やヘルニアや変形性、骨折や捻挫などの外科的なもの、内科的疾患、坐骨神経痛や胸郭出口症候群などの神経障害等を未然に防ぐこと。身体への危機管理や事前対策をご自身で出来る方を増やすこと。
幸せな人を増やすこと!この想いが強いです。
自分自身さらに精進し、多くの方に喜んでもらえるためにパーソナルトレーナーという仕事は天職だと感じています。