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大阪を拠点にするピラティストレーナー/ファスティングマイスターとしてピラティスのことや健康のことについてお伝えしていきます。

箱根駅伝で関東学生連合はなぜ弱い?

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毎年お正月に行われているスポーツって!?やっぱり箱根駅伝ですよね。今年もドラマあり、涙ありで本当に感動ものです。

で、私自身いっつも気になっているのが、関東学生連合ってなんであんな弱いの!?ということです。皆さん気になりませんか?

単純に考えて、残念ながら予選会に漏れてしまったけど、大学のトップ選手が出れば、ある程度の順位までは行くのでは?1人くらい速い選手いるのでは?っと思ってしまうのですが、、、

気になったので、調べて見ました。

関東学生連合とは?

  • 第79回大会(2003年)より「関東学連選抜」としてオープン参加
  • 箱根駅伝に出場できない大学の選手にも出場機会を広げるために導入された
  • 予選会で個人戦績の上位10名(1校につき1名)が選抜される
  • 監督は予選会で敗退した11位の監督が務める

なぜ弱いの!?

寄せ集めでチームワークが希薄

10月半ばの予選会が終わってから選手を集めて、1月に走るため、会う回数は2・3回ほど。約2ヶ月でチームを構成しなければいけないので、コミュニケーションは希薄のようです。

2008年に4位になった際の監督・現青山学院大学監督の原晋さんは、

予選会で敗れた大学の選手で構成される合同チームとはいえ、学連選抜には各校のエース級の選手が集います。全員が力を出し切れば、例年のように下位に低迷するはずはないのです。では何が足りないのかと言えば、やはりチームとしての結束力、つまりはチームワークだと考えました。

http://www.aoyama.ac.jp/topics/2005/102.htmlより引用

とおっしゃっています。チームワークは良いとレベルの高い選手たちなので、上位入賞も考えられるようです。原監督のマネジメント能力はここでも垣間見えます。

留学生は選出されない

予選会で、個人戦績上位はほぼほぼ留学生。それもめちゃくちゃ速い。

でも大学自体の戦績が10位以下に入ることが出来ず、本選に出場出来ない留学生が多くいます。現時点で、留学生の関東学生連合としての参加は認められておらず、留学生は大学が本選に出場しないと個人としても出場出来ない状態です。

もし留学生選抜なんて作れば、上位入賞間違いなしですが、多分ないです。

1回走れば、もう走れない 

1度本選に出場すれば、もう選ばれないルールがあります。

なので、1回生で関東学生連合として出場すれば、もうこのチームには選抜されないということです。

また予選会に漏れた大学の強い選手も1度箱根を走っていると選抜されません。

これは1人でも多くの選手に箱根を走ってもらいたいという想いがあるからなので、わかります。

まとめ

結果として、関東学生連合が、箱根駅伝で勝つには、チームワークとチームにかける想いが強くそして深くあるかが鍵となります。2ヶ月という短い時間で、全員の意思を一つにするってなかなか難しいですが、原監督の言われているようにチームの目標を全員で決めることとコニュミケーションを取るために連絡先を交換させ、普段から交流することが大切のようです。

この情報を知って、さらに箱根駅伝を見るのが楽しくなりました。