アーティキュレーションとは
『分節ごとに動かす』という意味で、ショルダーブリッジやスパインストレッチなど背骨を動かすエクササイズの時に使われます。
分節ごとなので、頚椎7個、胸椎12個、腰椎5個(仙骨1個、尾骨1個)を1つずつ上からや下から順番に動かすことにより、背骨についている筋群を短くしたり、長くしたりすることが可能で、最終的に背骨の柔軟性を高めることが出来ます。
よく使うエクササイズとして、
- ショルダーブリッジ
- スパインストレッチ
- ロールアップ
- スワンダイブ
です。エクササイズは全て背骨を動かすエクササイズですよね!
本来は1つずつ動く背骨も硬くなると分節ごとに動かなくなり、動きやすい所、動きにくい所が出てきます。
こうなるととても危険で、、、背骨の負担が均一ではなくなり、どこか1箇所に負担が増大してしまいます。ギックリ腰になってしまう要因の1つの要因ですね。背骨は柔軟性と強さを兼ね備えておかないといけません。
前屈をした時に背骨が丸まらない方は注意が必要です。ぜひピラティスやボディーワークを取り入れて、動かしていくようにしましょう。
背骨についている筋肉のお話
背骨にはたくさんの筋肉がついています。
このガイコツくんには載せていないですが、左ガイコツのより表層に広背筋や菱形筋、後鋸筋などがあります。
その筋肉をはぎ取ると左ガイコツくんになり、左ガイコツくんを更に剥ぐと右ガイコツ君になります。
左ガイコツくん 脊柱起立筋(腰肋筋・最長筋・棘筋の3つ)
右ガイコツくん 多裂筋
この筋肉たちにアーティキュレーションは効果を発揮します。
ピラティスでよく言われるエロンゲーションとは
アーティキュレーションとともによくピラティスレッスンで言われる言葉として、エロンゲーションがあります。どちらも背骨に対しての動きのキューイングなので、理解しておきましょう。
ピラティスのオススメ本

- 作者: ラエル・イサコウィッツ,カレン・クリッピンジャー,中村尚人,東出顕子
- 出版社/メーカー: ガイアブックス
- 発売日: 2013/04/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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