皆さんこんにちは!
ピラティストレーナー&プロフェッショナルファスティングマイスターの杉直樹です。今回は整骨院の現状というテーマで記事を書かせて頂きます。とかく私も柔道整復師として整骨院を運営していたこともありますので、気になる部分であります。
都道府県別施術所件数
厚生労働省の衛生行政報告によると全国に施術所数はなんと50,364件あるそうで、コンビニの件数56,000件にとても近い件数なんです。コンビニってそこらじゅうにあるイメージですが、整骨院も負けてないということです。
では都道府県別でランキングを出してみると
- 大阪 6,982件
- 東京 6,161件
- 埼玉 2,993件
- 神奈川 2,778件
- 兵庫 2,356件
と東京より大阪が多い結果に、これも意外ですよね。人口は6,000名以上も東京の方が多いのに。ちなみに日本で1番少ない県は鳥取県の70件だそうです。いやこれは少なすぎてビックリです。鳥取はブルーオーシャンだ。と冗談はさておき。次に見るのが、増減数です。増減数をみると今後の整骨院業界がわかってきますよね。
整骨院の増減数
平成30年と令和2年を比べるとトータル件数では全国で287件施術所は増えているそうです。3年間の結果なので、約100店舗ずつ増えている現状。
1番増えているのは福岡県78件、次に大阪府60件、意外と3位に三重県57件という結果に。じゃあ逆に減ってしまった県はというと3位愛知県-66件、2位静岡件−80件、そして1番減っている県はというと茨城県-119件、、、どうした茨城県。。。ちなみに東京も36件減少と都会でも減っているのは業界として悲しいですね。
ちなみにここで私の知り合いで整骨院の経営コンサルタントをされている吉田崇さんの著書をご紹介します。興味があればぜひご覧ください。
最近の現状
ケイズグループが三井JAPANと大洋メディカルの全株を所有しホールディングス化
ケイズグループが京都中央メディカルの鍼灸整骨院を一部事業譲受
icureテクノロジー株式会社が公式アンバサダーとして郷ひろみさんを採用
プレスリリースを見ていてもケイズグループさんしか上がってきません。ということはケイズグループさんしか勢いがないということですよね。ケイズさんは2022年4月現在140店舗を直営店として経営しておられます。
これからの施策
柔道整復療養費の料金改定も行われていて、保険請求も厳しくなってきている中、大手グループ院はまだしも、個人院はこれから更に厳しい状況に陥るのは目に見えています。では、どう経営していくのかは、院長やオーナーの手腕が問われます。私自身は整骨院業態から自費オンリーのトレーニングスタジオに業態変更を行い、成功していますが、保険に頼らないサービスも必要になることでしょう。
私自身はせっかく3年間または6年間身体のことを学んだスペシャリストが業界のせいで他業界に転職することや、閉院を決意することは大変残念に思うので、なんとかしてあげたい気持ちでいっぱいな訳です。
そんな柔道整復師のために、今新しいビジネスを作っている最中です。うまくいけば、今までの知識を存分に活用でき、身体に携わりながら、しっかりビジネスも出来るモデルとなります。このブログで詳細はアップしていきますので、乞うご期待ください。またブログでは少し報告が遅くなるので、TwitterやInstagramのアカウントをフォローして頂けると早く情報を手にすることが出来るかと思います。今日はここまで!