こんにちは!杉直樹です。
今回は人材育成について、私の考えや今まで学んできたことをシェアさせて頂きます。
どの業界でも人材については頭を悩ましている経営者やリーダーは多いと思います。私自身も会社を立ち上げた頃は人材ついて採用しては退職が相次ぎ、育成の方針もなかったと今となっては反省しているのですが、うまく行っている会社はどんな良いサイクルを回しているのでしょうか。
仕事を辞めた理由
こちらのグラフは2014年に野村総合研究所によって発表されているデータですが、『中小企業・小規模事業者の人材確保と育成に関する調査』で仕事を辞めた理由で1番多かった回答が、【人間関係(上司・経営者への不満】だそうです。経営者として、1人では出来ないことを組織でやると想いを持って会社を立ち上げたのに、メンバーとの人間関係に悩み、結果早期退職に繋がってしまう。何か残念ですよね。。。けど現状としてはそんな会社が多いということです。
良循環と悪循環
良い循環
人を育てる → 良い仕事をする → お客様が喜ぶ → 売上が上がる → 社員の給料が増える → 良い会社になる → 良い人材が入る → 人を育てる
悪い循環
人の育成を怠る → 良い仕事が出来ない → 顧客満足度が落ちる → 売上が下がる → 社員の給料が下がる → 社内の雰囲気が悪くなる → よい人材が入らない → 人の育成を怠る
考え
多くの企業はES(社員満足度)よりCS(顧客満足度)を優先にした経営方針を掲げますが、私は逆だと経営をしていて感じます。良い組織は良いメンバーがいる。経営の目的は社員を幸せにすることなので、まず社員が働きがいある環境で、会社が自己実現の舞台になることにまず取り組むことが重要です。どうすれば社員を勝たせることが出来るのか?社員が働いていて、周りに自慢できるような環境ってどんな環境なのか?経営者やリーダーは脳に汗が出るくらいそのことについて考える時間を取ることをお勧めします。満足している社員は顧客を満足させ、不満のある従業員はテロリストになるという言葉があるくらいです。顧客満足度は楽しく働いている社員が増えれば確実に上がってきます。だってピラティススタジオで不満が顔に出ているインストラクターから指導受けたくないでしょう。
私自身、会社経営をして7年目になりますが、1番大切なのは社員!とそのような思考になりました。色々な尊敬する経営者から良い情報をいただいていますが、やはり惹かれる経営者は社員のことを想っている経営者です。
お勧めの書籍は間違いなく、下記クオリティカンパニーです。ぜひご一読ください。