フィットネスクラブで活動されるパーソナルトレーナーの方に向けてのお話です。
もしそのジムでナンバーワンのトレーナーになりたいとお思いの方がいたら、ぜひ参考にしてください。
お金儲けというわけではなく、トレーナーという職業が素晴らしい職業だと私自身思っています。そのトレーナーが幸せになり、指導を受けているお客様も幸せになって貰いたい、そういう思いから、私が実践してきたことシェアさせて頂きます。
ぜひ1つでも今から行動に移してみてください。
聞き手に徹する
お客様は自分の理想の体型になるためにパーソナルトレーナーを付けていると思います。1時間なら1時間という時間を投資しているわけです。会話にフォーカスすると、売れていないトレーナーは自分の話ばかりする方が多いです。その話がお客様に興味のない事だったら一方的にするのは、自分もされるとイヤですよね。売れているトレーナーは聞くことが上手です。
お客様の話を聴く。ここに徹してみてください。
ホストと一緒です。お話してくれた内容の中にニーズが隠れていたりします。そのニーズに対して私たちの持っている技術・知識をお話するとお客様にも喜んでいただけます。
お客様はえこひいきする
フィットネスクラブはたくさんのお客様がトレーニングされる環境です。その中でも自分をトレーナーとして選んでくれたお客様には特別扱いをしましょう。例えば、誕生日にはプレゼントを贈ったり、簡単なことであれば、マシンの設定やダンベルの持ち運びはお客様にしてもらうのではなく、トレーナーが行う。価値観でお客様がパーソナルトレーニングの時間以外でも出来るようにしたいとお思いのトレーナーさんもいらっしゃいますが、使ったことないマシンは初めに伝えるだけで良いと思います。その後はトレーナーが率先して行うことで、特別扱いしていますよね。
トレーナーはサービス業です。リッツ・カールトンや高級ホテルで自分がしてほしいなっと思うことをお客様にもしてあげてください。
トレーニングで成果を上げることも大切ですが、そういった心使いも非常に大切になります。
『モノを売るな、価値を売れ』ですね。
承認する
みなさんがティーチングプロをつけてゴルフを初めてするとします。『あれがダメ!これがダメ!ダメなところばかりですね』と言われるのと、『よくなってますよ!出来てます!素晴らしいですね!』と言われるのでは、どちらが良いでしょうか?
人は皆承認の欲求があります。出来てない、ダメばかり言われてしまうと自己概念が下がってしまいます。嘘は良くないけど、出来たことをしっかり承認することって大切です。
成果を見える化する
身体の変化を管理する
初めてトレーニングを始めた時からどう変わったのか、これは誰もが気になる所です。フィットネスクラブで行う評価法とすれば、インボディや姿勢の評価、前屈や後屈、片足バランス、ベンチプレスの重りと挙げた回数、ウェストの引き締まり具合などなどニーズに合わせて指標を出し、その変化を追い、見える化することが大切です。
インボディでは、前回や1年前との変化はわかりやすいと思います。それ以外のことで数字が出るものは、自分でエクセルなどでグラフ化し、数値を見てもらうということも私はしていました。
トレーニングを受けた回数を伝える
例えば、初めて受けて頂いてから10回目!20回目!50回目!100回目!などと自分自身で賞賛する時を決めて、達成したことを共に喜べる環境を作ってみてください。
ちょっとしたプレゼントを渡してみたり、お手紙も良いと思います。
お客様にとって10回継続されることだけでも凄いことなんです。些細ではありますが、そんな事がお客様にとって喜ばれるポイントです。
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